日本集中治療医学会 第1回東海北陸支部学術集会

第1回日本集中治療医学会 東海北陸支部学術集会

会長挨拶

会長 西田 修日本集中治療医学会では、ここ数年様々な改革を進めています。その一環として、地方会を発展的に解散し、新たに7つの支部を設けました。今回、新たなスタートとして、記念すべき第1回の東海北陸支部学術集会を2017年6月24日(土)に「ウインクあいち」にて開催させて頂くことになりました。
これを受け、テーマは、
  集中治療医学―新たなる旅立ち― ( Critical Care Medicine - A New Beginning -)
としました。
2016年から2017年にかけ、集中治療領域で質の高いガイドラインが数多く発表されました。私自身、5つのガイドラインに委員長や委員として関与する機会に恵まれました。Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2016 (SSCG2016)、日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG2016)、AKI診療ガイドライン、日本版重症患者の栄養療法ガイドライン、集中治療における早期リハビリテーション~根拠に基づくエキスパートコンセンサス~の5つです。今回、これらのガイドラインを一挙に集めて、様々な企画を組みました。それぞれの委員長や委員に参画して企画して頂いております。単なる紹介にとどまらず、栄養とリハビリを絡めたものや、SSCG2016 vs. J-SSCG2016など立体的な企画としました。また、田中竜馬先生をお招きしての呼吸管理の講演、宇都宮明美先生による終末期医療のご講演、「ICUの面会は制限すべきか?」のProCon、血液ガス、心電図、輸液などベーシックを押さえた「よくわかるシリーズ」など、メディカルスタッフ向けの企画も贅沢に組みました。医師向けには、丸山征郎先生による「エクソソーム」の特別講演、松田明久先生の「脂質メディエーター」の教育講演、新谷 歩先生の「よくわかる臨床統計」、谷口 巧先生による「集中治療文献レビュー」など、ホットな話題をとり上げました。教育セミナーでは、橋本 悟先生、布宮 伸先生、射場敏明先生、土井研人先生など、トップランナーの先生方にご講演をお願いしております。また、若手医師、メディカルスタッフ向けの「臨床研究を初めて行うための企画」もあります。一般演題から優秀な演題に与えるBest Presentation Awardも設けました。
若手からベテランまで、また、多くの職種の方々にご満足いただける、支部の垣根を超えた、本会にも負けない豪華なプログラムとなったと自負しております。
支部にいながら全国レベルの企画に参加できる環境を提供すると同時に、支部を超えた参加を促すことで、本邦の集中治療が全国的に幅広く発展する一助となることを祈っております。

日本集中治療医学会第1回東海北陸支部学術集会
会長  西 田   修
(藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座 主任教授・集中治療部 部長)